ムラマサ☆『スターダスト -RELEASE TOUR-』

Filed under: LIVE REPORT — タグ: — LUCK'A @ 2008.03.24

ムラマサ☆
2/14(Thu)
@渋谷CLUB QUATTRO
「スターダスト RELEASE TOUR」

◆2月14日、聖ヴァレンタイン・ディ。そんな街がLOVE一色に染まっている、この日。奇しくも渋谷のクラブ・クアトロでは、そのバレンタインのプレゼントのように、スィートだけどちょっぴりほろ苦い、まるでチョコレートの様なバンド、ムラマサ☆のライヴが行われた。
特に女の子にとっては特別な日である為か?いつもよりピンク色に映っていたそんな渋谷の街を、会場へ向かい急ぐ道すがら、次から次へと渡されるチョコレートを受け取っていた為、当日、彼らのライヴを頭から観ることの出来なかった (本当は、残務が終わらなかっただけです。見栄張ってすみません…)。

東京・広島・名古屋・大阪と回る、この「スターダスト・ツアー」の初日でもあったこの日のライヴ。遅刻の申し訳なさも含み、会場の扉を恐る恐る開けると、本日の共演バンド、B-DASH、northern19が既にシッカリと会場を暖め、盛り上げたのもあるのだろうか?外の温度より体感温度的に5度は高い会場内。ブレイクの部分のお客さんのかけ声もバッチリな3曲目の「no way no way」 が始まるタイミングから入った僕は、会場がすっかりオン・モードに入っている事を察知。間髪を入れずスカの痛快なホーンのイントロに英語詞の4曲目の「No problem!」に突入した際には、その曲の勢いも手伝い、フロア中でダイブも続出。ラスト前の再起爆が更に痛快さを煽り、お客さん側は早くも炎上。
5曲目「HECTIC!!!!!!!!」にて、ますます加速度を上げる彼ら。とは言え、”ここはホーン隊が魅せる場を作る!!”と言わんばかりに、フォーメーションよろしく縦横無尽にステージ狭しと動き回っては、キッチリとキメるところではキメて吹く姿を披露。そして所々現れる、くりちゃん、ヤヨイちゃんのトロンボーン隊が2人向かい合って吹くシーンには、思わず「おおっ」と声をあげてしまった。

その後、ボーカル・ユミちゃんのMCを挟み、ライブでは久々という「銀色の月」をプレイ。ドラムのキックに重点が置かれ、ムーディーなトーンの中、まるで歌詞を噛み締めながら、ちょっと切なく胸をキュンとさせるこのナンバーは、ホーン隊のソロのリレーションも聴きどころに。各々聴き手もきっと自分の〈忘れない光景〉をそれぞれ想い出していたに違いない。
続いて、トロンボーンのヤヨイちゃんがコーラスを取り、サビおちでのユミちゃんの歌の上手さが映える、7曲目の「夢で逢えたら」では、バンド・サウンドの上に、徐々にホーンが絡んでいき、泣きのギターソロも。忘れ、笑い飛ばすように聴き手の中に色々な想いを広げていく名曲に仕上がった。
そして、テナーサックスを片手に、「DANCE OR DIE!!」と煽り出すマサシに、呼応するオーディエンス。そう、8曲目は「DANCE OR DIE」だ。まるで、「毎日、イヤなことがあるだろうけど、踊って忘れちゃえ」とばかりに飛ばすこの曲に、フロア中もコブシを上げ、呼応し続ける。

曲間にマサシのMCが入り、「身から出た錆」、以前、ベースのトシヒロが何気なく発した「昔フリスビーが得意だった」の一言によって、そのトシヒロがそれを立証させられるハメに。フロア後方に居たマネージャー目がけてスローするも、見事公約通りストレートに着。続いてマサシもトライするが、これがまた上手く行かず、トシヒロはメンバーからもオーディエンスからも羨望の眼差しを受けることに。
で、ここからは後半戦に突入。ドラムの煽りのイントロから、ムラマサ☆の重くてラウドな部分が映える、9曲目の「Father」に突入。ホーン隊も前へ出、入れ替わりながらプレイするなど、魅せる部分も満載。続いて、卒業や入学、巣立ち等のちょうどこの時期にピッタリなナンバー、「午前五時の汽車に乗り」。イントロが始まったと同時の歌い出しの部分から、お客さんも大合唱。例え距離は離れていても、心はまだキチンと繋がっている的な内容のこの歌は、ギターのナチュラルなカッティングも手伝い、切なさとその想いを振り切って走り出していくかのような展開も印象的だった。

続いて、ヴァレンタインにまつわるMCと、「笑顔の見えるようなライヴを続けていく」とのマニュフェスト的なMCの後、彼らが昔から大切にしてきたナンバーだという「サクラ舞い散る夜は」をプレイ。謳歌するが故に、その分、散り際も寂しい、次の春を想うナンバーだ。サビの部分が来るとお客さん特製の桜吹雪も会場のいたるところで一斉に舞い、ラストのユミちゃんの感情移入の込もった歌が更に切なさを増していた。
そして、本編のラストは「スターダスト」。そう、今回のツアーはこの曲の発売記念的なもの。作品とは違い、あえてこのバンドだけのサウンドで勝負。作品に見られた、自分達以外の音が無くても、違ったものでキチンとカバー出来ており、作品と比べても全く遜色の無いアレンジになっており、感心。

本編終了後も全く鳴り止まないアンコール。再びメンバーがステージに上がり、ミラーボールが回り出し、カホンとギターとベースでのシットリとしたイントロと、それを突如ブチ壊すかのようなシフトアップとバーストアップの「Worlds end」に会場の至る所でダイブが続出。そして、正真正銘のラスト・ナンバーは、まさしく”痛快にパーッと行きましょう!!”的な意味合いも込めて「SELFISH GIRL!!」で締め。途中、カリビアン&サンバホイッスルも飛び出し、フロアも”これがダイブのし納めだ!!”とばかりに連発。かくいうハッピーなヴァレンタイン・ディは、これにて幕を閉じたのでした。
5月には初めて足を踏み入れる土地も含めた全国ツアーを行う彼ら。ムラマサ☆は本当にライブを大切にしてきたバンドだ。みんなが次も行きたくなるライブを繰り返し、それを通してハッピーを届け続けてきた彼ら。今度、彼らがみんなの街に行く時には、是非とびっきりの笑顔でお返しをして欲しい。

レポート : 池田スカオ和宏
Photo : 加藤晴久、福岡嵐


【セットリスト】
1. 夢風鈴
2. Jelly London
3. no way no way
4. No problem!
5. HECTIC!!!!!!!!
6. 銀色の月
7. 夢で逢えたら
8. DANCE OR DIE
9. Father
10. 午前五時の汽車に乗り
11. サクラ舞い散る夜は
12. スターダスト
ENCOAL
En.1 Worlds end
En.2 SELFISH GIRL!!


【メンバー】
Vo. ユミ
G. リョウタ
Ba. トシヒロ
Dr. はなやん
T-Sax. マサシ
A-sax. キムケイ
Tb. ヤヨイ
Tb. くりちゃん


【プロフィール】
◆8人構成SKA POP BAND、ムラマサ☆。2001年12月の結成以来、定期的なLIVE活動を展開。2005年2月に自身初の1st Maxi Single『SUMMER OF LOVE』を発売。発売直後より、爆発的セールスを記録し、オリコンインディーズチャート1位獲得はもとよりオリコン総合チャートにランクインするなど、幅広い層から支持を受ける。2005年8月1st Mini Album『サクラ舞い散る夜は』を発売し、その後2度目の全国ツアーを敢行する。ツアー
ファイナル@渋谷O-Westでは即日SOLD OUTさせる。その後、さまざまなイベントや自主企画【POP MASTER】など勢力的活動の中、楽曲制作を行い2006年3月待望の2nd Maxi Single『HECTIC!!!!!!!!』を発売。1st Maxi Single『SUMMER OF LOVE』に続き、2作品連続でオリコンインディーズチャート1位を獲得する。そして同年5月に満を持して1st Full Album『twinkle』 を発売。オリコンウィークリーアルバムチャートで、初登場9位を獲得!!フジテレビ系列「HEY! HEY!HEY! MUSIC CHAMP」に出演を果たす。その後4度目の全国ツアーを敢行。ツアーファイナル初ワンマンライブ@渋谷CLUB QUATTROでは即日SOLD OUTさせる。全国各地でムラマサ☆旋風を巻き起こし、その地位を不動のものとしているムラマサ☆が、前作から9ヶ月ぶりとなる3rd Maxi Single『SELFISH GIRL!!』を2007年2月発売。オリコンウィークリーシングルチャートで、初登場19位を獲得!その後5度目の全国ツアー(東名阪)を敢行。この勢いを更に加速させるべく5月4th Maxi Single『CAN’T SLEEP BUT…』を発売。その後5度目の全国ツアー(15カ所)を敢行。ツアーファイナル@恵比寿LIQUIDROOMでは自身2度目となる東京でのワンマンライブを行う。そして8/29には、2nd Full Album『Lifull』を発売。そして年内を締めくくる待望の5th Maxi Single『スターダスト』発売し、その発売ツアーも全箇所大成功。この2月には、初のライヴDVD 『9STARS -Lifull TOUR 2007-』も発売。
さらなる新境地へと快進撃を続けるムラマサ☆を要チェック!!


【商品スペック】
1st LIVE DVD
『9STARS -Lifull TOUR 2007-』
LTDB−003
¥3,200(tax.in)
【Limited Records】
◆ライブ映像(24曲)+オフショット映像


【Live Information】
3月15日(土)@滋賀B-FLAT
w/ GELUGUGU / CUTIE Pi / SKULL CANDY / Witchery SKANK
3/24(月)@池下CLUB UPSET
w/ THE PEPPER POTS, JAZZ MATANGO
4/20(日)【SHINSAKAE MUSIKCIRCUIT2008】
5/2(金)@大阪MUSE
5/3(土)【GOINGKOBE ’08】
5/4(日)【MAG ROCK FESTIVAL ‘08】

ムラマサ☆ “A.K.N.” TOUR
■5/9(金)千葉LOOK
■5/11(日)盛岡Club Change
■5/13(火)宇都宮HEVEAN’S ROCK VJ-3
■5/15(木)新潟CLUB JUNK BOX mini
■5/17(土)長野LIVE HOUSE J
■5/18(日)富山SOUL POWER
■5/20(火)浜松窓枠
■5/21(水)三重KING COBRA
■5/26(月)島根APOLLO
■5/27(火)山口Live rise SHUNAN
■5/29(木)熊本DRUM Be-9
■5/31(土)鹿児島SR HALL
■6/1(日)長崎DRUM Be-7
■6/4(水)大分T.O.P.S
■6/6(金)高松DIME
■6/7(土)松山SALONKITTY

ムラマサ☆ VS TOUR
■6/13(金)名古屋CLUB QUATTRO
■6/14(土)心斎橋CLUB QUATTRO
■6/22(日)渋谷O-EAST


【アーティストホームページ】
http://www.muramasa-star.com

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