台風通過前夜 神秘的な満月をバックに“絶対的瞬間”を見た!!

Filed under: LIVE REPORT — タグ: , — LUCK'A @ 2013.11.09

aquarifa「絶対的瞬間を見た!!」


『月明かりのせいにして』アートワークス
aquarifaは、7月10日に、2ndミニアルバム『月明かりのせいにして』を発売しました。このアートディレクションはカトー、デザインはLUCKON GRAPHICSのKodaが行いました。
手に取った方が驚き、楽しめる、色々な工夫やアイデアが込められた、このCDジャケット&ブックレット。是非みなさんも、購入して、見てみて下さい。
そうそう、今回のaquarifaの同作品に際して、LUCK’A&LUCKON GRAPHICSは、上記のジャケットのみならず、ミュージックビデオもディレクションしたんです。

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それら一連の詳細は、こちらをご覧ください。→http://lucka.jp/3401
ジャケットアートワークの詳細→http://www.qetic.jp/art-culture/aquarifa-130723/101555/


渋谷O-crestに現れた満月
aquarifa、初のワンマンライブ『君は誰のせいにする?』が、10月25日に渋谷O-CRESTにて行われました。ニューアルバム発売後は主に全国各地にてライブを行ってきたため、関東でのライブは久々。しかもいつもよりロングセットが期待されており、前売りチケットもソールドアウトでした。当日は台風通過の前夜という荒天にも関わらず、立錐の余地も無いほど多くのオーディエンスで埋め尽くされ、大盛況でした。
また、当日の演出として、美しい月が現れたんです。当日はかなりの荒天だったというのに…。果たして、その秘密は..。答えは下記のライヴレポートを参照下さい。

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ムーンカレンダーに込められた想い
aquarifaは、この秋ニューグッズを作りました。アイテムは「BIGロゴ Tシャツ」「月明かりのせいにして Tシャツ(岩田真知撮りおろし写真)」「ロゴ蓄光缶バッジ」「月明かりのせいにして缶バッジ(「switch」のMVで使用された写真)」「ロゴ蓄光アクリルキーホルダー」「ロゴフェイスタオル」です。

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あとそれから、この日は特別に彼らの卓上カレンダーも販売されました。こちらは彼ら所縁の「月」にちなみ、月の満ち欠けが分かる「ムーンカレンダー」仕様。実に彼ららしいですね。

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【aquarifaのグッズは】

ライヴ会場及びLUCK’A PLANETにて絶賛販売中です!! ⇒ LUCK’A PLANET


台風通過前夜  神秘的な満月をバックに絶対的瞬間を見た
初めてのワンマンライブを終えた瞬間の景色はどんなものなのだろう? きっと今までに見たことのない素晴らしい景色が広がっていることだろう。そして、その景色を前に、多くのアーティストは、足元からこみ上げる達成感と満足感、それとちょっとした安堵感という比類なき恍惚に包まれるのだろう。それらはきっとこの上なく甘美なものにちがいない。
そして、このaquarifaもきっとこの日、似たような体験をしたことだろう。

aquarifa、初のワンマンライブ『君は誰のせいにする?』が、10月25日に渋谷O-CRESTにて行われた。
このライブは今年7月10日に発売された彼らのニューアルバム『月明かりのせいにして』の発売を記念して行われたもの。発売後は主に全国各地にてライブを行ってきたため、関東でのライブは久々。しかもいつもよりロングセットが期待されており、前売りチケットもソールドアウト。当日は台風通過の前夜という荒天にも関わらず、立錐の余地も無いほど多くのオーディエンスで埋め尽くされていた。

開演待ちのステージを見て、”おや?!”と思うことがあった。通例、この会場ではステージ後の幕は黒なのだが、この日は全面的に白に変わっていたからだ。

SEが流れ、万雷の拍手の中に現れた彼ら。メンバーが1人づつ入り、少しズラしてボーカル&ギターの岩田真知がステージに入る。前列に向けて一礼。程なく眩しいぐらいのバックライトにステージが発光する。そんなちょっとした緊張感の中、「aquarifa始めます」とクールに岩田が一言。ギターの松川真也による、張りつめた緊張感をズバッと切り裂くギターイントロが会場に響き渡る。2ndミニアルバムの中でも、キャッチーで勢いとポピュラリティに溢れていたナンバー「Alice Blue」から会場を一気に掴みにかかった彼ら。頭から松川、ベースのTAKUTOによる激しいプレイアクションも開始され、ライブが走り出していく。同曲では特にサビのキャッチーな部分に会場も大呼応。いきなり会場が一つになっていく。続いてベースが場面を引っ張るように、ノンストップで「Self-harm」に突入。オーディエンスのクラップも交わり、ライブに更なる加速がついていく。この曲のサビでのストレートさに会場もライドオン。場内の気温とステージ前方の密度がグングン上がっていく。新作アルバムの楽曲2連発の後に放たれた未作品化の「コキュウヘイサ」は、変拍子の混じったイントロも特徴的な楽曲だった。ここでaquarifaの難解な部分、しかもそれを難しく感じさせないマジックが表れる。同曲ではマイクを握りしめ、ジェスチャー交じりで艶やかに感情移入し、歌っていく岩田のボーカリゼーションも印象的であった。

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「いいたいことはいつも言えない」と岩田が一言放ち、歌い出しと共に次曲の「36.5℃」に入る。じわじわと広い景色に会場ごとインポートさせてくれるような極めて景色感のある同曲。歌われなかった結末にみんなが想いを馳せ、楽曲が各々の中で完成していく。特に「♪なんで~♪」の連呼は、押さえていた気持ちが堰を切って溢れるようにブワッと会場全体に広がっていく。
ドラムのリンタロウのパッと一瞬で雰囲気を明るくするMCを挟み、「近くの方も、遠くの方も、さよならではなく、またねを願って」と岩田。aquarifaの歌の持つテーマの一つとも言える、儚げさと不在感が映える曲「水平線のむこうがわ」が始まる。ぼんやりとした明るさや希望、ほのかな決意へと会場が導れていくのを感じる。
前曲で残したリバース音から「幼い靴」に入ると、ステージ後方に大きな三日月が投影され始める。それがライブの進行に合わせ、月面が満月に向け露わになっていく演出となっており、ことさら彼らのライブに於ける世界観の一部である静寂さや神秘性を、聴感や体感のみならず、視覚の面でも露わにしていく。同曲では、やはり大転調からの大サビがぐっときた。歌われる切なさと、どこか不思議な安堵感を呼び込んでくる歌。リンタロウのドラムがどっしりと景色をダイナミックに広げていき、松川のギターがオーディエンス各人が思い浮かべる映像をより鮮明にしていく。
続く未作品化曲「grope」は、松川のアルペジオから始まった。両手でマイクを掴み歌う岩田。TAKUTOの硬質なダウンピッキングが松川のギターカッティングと共に疾走感を会場に呼び込んでくる。この曲では特に岩田の歌の高い部分と強い貼りのある部分が目立った。そこから飛び込む怒涛のカタストロフィーギターが松川のアクションと共にストームを場内に起こす。

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ここでリンタロウが緊張感漲っていた空気感を一度換気するように、明るく楽しいMCで、中盤戦に向けての箸休めをMCで担う。これにより緊張感が途切れると言うことなかれ、彼のMCがaquarifaの持つ緊張感を親しみの持てるところまで引き下げてくれる役割は大きい。ひいて言えば、この場面があるからこそ、バンドが緊張感たっぷりに世界観溢れる曲をやっても、それがトゥーマッチに感じないし、それらの圧迫感を軽減させる役割を担っていると個人的には思っている。

そのリンタロウが会場の盛り上がりを誘う。次はグイグイと会場を引っ張っていくグルーヴィなインストナンバーだ。会場中からクラップが起こり、同曲が盛り上がりのピークを作っていく。そのピークから突入した前作ミニアルバム『scene』のパイロット曲であった「closet」は、なおのことのカッコ良さを魅せた。会場中が手を上げ一緒に歌う場面は、中盤のハイライトの一つと言えよう。続いての「バーミリオンキッチン」はスリリングさを擁したナンバー。メンバーのステージアクションも一際激しくなっていく。ここでの魅せどころは、松川のギターとTAKUTOのベースのソロの応酬合戦。各楽器のリレーションとインタープレイに場内も高揚する。続いての新曲はドライヴ感のあるナンバー。松川のギターフレーズがどんどんふくらみ、広がっていく。

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「もし、願いが叶うなら、君は何を願いますか?」と岩田の会場への問いかけから、続いても未作品化ナンバー「溶けない嘘」に。リンタロウのドラムと岩田の歌、松川の薄くナチュラルリバーブのかかったギターで曲が進んでいく。同曲は岩田の声が一際凛と真っ直ぐに届いてきた。ステージも眩しく発光し、歌と共に感情も込み上げてくる。そして、アウトロでその思いが堰を切ったかのように演奏に乗り、溢れ出していく。実にストーリーを擁した楽曲だ。

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ここでメンバー紹介。「我々4人でaquqrifaです。これからもよろしくお願いします」とリンタロウ。”この4人だから、ここまでこれたし、これからも行くので、どうかよろしく!!”、そんな意思と決意が短いフレーズの中、込められていた。
そして、「この4人で最初に作った曲です」とのイントロデュースに乗せ「farewell」が会場に放たれる。小川が大河に変わり、それが大海に注ぎ込まれていく光景が浮かんできた同曲。加え、独特の切なさとそれを振り切るかのような演奏が私の胸を捉えた。
目もくらむようなストロボの中、最新作からのリード曲「switch」が現れると、これまで以上の”待ってました!!”の歓声がステージに向け送られる。この日のクライマックスは、やはりこの曲だった。会場の盛り上がりに感化されるように、TAKUTO、松川のステージアクションのハードさにも拍車がかかり、各々フォーメーションを入れ替えてのプレイも魅せる。

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そんなピークの後、逆に静さが場内を包む。前曲での余韻とリバース音が場内に残され、岩田が感謝のお礼と共に、深々とお辞儀をする。「ワンマンに向けて、嬉しい気持ちもあったけど、実は凄く逃げ出したかった。ここに立てたのは支えてくれている人や、今日集まってくれたみなさんのおかげ」「ここに立つ意味をもうひとつ教えてくれたひとがいます。その人のことを忘れないように唄います。皆さんにとっても今日が忘れられない一日でありますように」と岩田。バックのスクリーンには、いつの間にか完全に完成していた満月の姿と、スクリーン一面の星空。台風上陸前夜の荒天の中、ここだけは穏やかに月明かりが集まって人々を照らしてくれていた。
そんな幻想の中歌われたのは、本編ラストのナンバー「シロツメクサ」。岩田の歌詞の本質にある、<消え入らないで><忘れないで覚えていて&gt…そんな不在感が同曲の中、炸裂していく。ある種幻想的に映った同曲。特に鳴り響くアウトロからは、この日のこれまでの幾つもの光景をフラッシュバックさせるものがあり、「荘厳」という言葉を想起させた。

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アンコール。曲に入る前に、まずは松川が「記念に」と、クラウドショットを始める。続いてリンタロウによる物販の紹介と促し、そしてスタッフやお客さんへの感謝の意の後、まずは「in vain」が歌われる。松川のギターが空気を再びaquarifaの世界観へとグイッと引き戻す。サビの疾走2ビートが再びライヴを走り出させる。ここではギタリスト松川の面目躍如。彼のギターソロが火を吹く。最後の岩田、松川のツインギターによるユニゾンも最後への魅せ場を作っていく。
正真正銘のラストは、「regret」。マスロックライクなドラミングとエコーたっぷり松川のギター、TAKUTOのベース落ちとなり、そこから再びバンドサウンドに入るところは鳥肌ものであった。同曲では岩田による「ワンマン、始まってみたらあっと言う間の一瞬で。今日来てくれたみなさんもそう思ってくれていたら嬉しい。今日は区切りではなく、新たな始まりです」との歌中の言葉がいつまでも頭に残った。4人は、これ以上ない喜びに満ちた表情と、重責を終えたホッとした穏やかな面持ちを残しステージをおりたのだった。
Report : 池田スカオ和宏


【SETLIST】

1.Alice Blue
2.Self-harm
3.コキュウヘイサ
4.36.5℃
5.水平線のむこうがわ
6.幼い靴
7.grope
8.closet
9.バーミリオンキッチン
10.新曲
11.溶けない嘘
12.farewell

INFORMATION

【MEMBER】

aquarifaVo.&G. 岩田真知
G. 松川真也
B. TAKUTO
Dr. リンタロウ


【PROFILE】

aquarifa-アカリファ-
エモーショナルで広大な楽曲、圧倒的なライブパフォーマンスが話題を呼んでいる、女性ボーカルを擁した4人組ロックバンド。
早くからEMI&残響レコード主催イベントへの出演、SPICEレコーズやwild gun crazyのコンピへの参加を経験。
過去に4枚の自主製作盤をリリースし、いずれもディスクユニオンのチャートで上位にランクイン。
その後もロングセールスを記録。耳の早いリスナーから注目を集める。
タワーレコード初のアーティスト発掘オーディション「Knockin’on Tower’s Door」にて、応募総数1000組超の中からの10組に選ばれ二次審査へ進む。二次審査にて全国タワーレコードで期間限定販売された2曲入りCDが、オリコンインディーズシングルウィークリーチャート11位にランクイン。
2012年4月待望の1stミニアルバム『scene』を全国リリース。5月からは同作品と共に全国ツアーを周り、各所で好反応を受ける。
「SUMMER SONIC 2012」「MINAMI WHEEL 2012」「Shimokita Round Up」と夏から秋にかけ、フェスやライヴハウスサーキットイベントに参加。各所にて好評を受ける。
2013年7月、2ndミニアルバム『月明かりのせいにして』リリース。同作品を引っ提げ、各土地にて精力的に精力的にライヴを行う。
2013年10月25日、初のワンマンライヴを渋谷O-Crestにて敢行。ソールドアウトし、大盛況となる。
2014年3月には、代官山UNITにて主催ライヴを予定。


【NEW ITEM】

picka14_aquarifa_jacket2nd mini album
『月明かりのせいにして』
RCSP-0041
¥1,890 (tax in)
【redrec / sputniklab inc.】
2013.7.10 release

1. はじまりのおわり
2. Alice Blue
3. Self-harm
4. 水平線のむこうがわ
5. バーミリオンキッチン
6. 36.5℃
7. 幼い靴
8. switch


【ARTIST HOMEPAGE】

http://aquarifa.net/pc/live.html


【LIVE INFORMATION】

http://aquarifa.net/


【aquarifaのグッズは】

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