a flood of circle 「迷わず行けよ 行けばわかるさ」

Filed under: LIVE REPORT — タグ: , — admin @ 2014.05.03

AFOC「迷わず行けよ 行けばわかるさ」


初の47都道府県制覇
 今回、a flood of circleは、『Tour I’M FREE “AFOCの47都道府県制覇!形ないものを爆破にしにいくツアー』と題し、結成以来初の全都道府県ライヴツアーを行いました。もちろん、彼らにとって過去最大規模してロングなツアー。2013年末までの前編は、「迷わず行けよ編」と副題された対バンたちとライヴを繰り広げたツアーを、今年に入ってからの後編とも言える「行けばわかるさ編」と副題されたツアーはワンマンライヴツアーの2本立てでした。
そのワンマンライヴのツアーファイナルが、彼ら過去最大規模のキャパシティと広さを誇る「日比谷野外音楽堂」で行われました。ロックの殿堂とも例えられるこの場所で、彼らは自身のかっこいいロックンロールを終始ぶちかましてくれました。

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グッズも全県を強襲
今回の彼らのツアーでもラッカは、様々なグッズをディレクション、制作、そしてデザインしました。ざっと挙げると「I’M FREE ツアーパンフレット」「I’M FREE Tシャツ」「I’M FREE 2014 カレンダー」「CD「I’M FREE」&トートセット」「I’M FREE パスケース」「I’M FREE リフレクト 缶バッヂ」「爆破 Tシャツ」「爆破 ロゴタオル」。これらがAFOCと共に全国を駆け抜けました~!みなさんはどれを買いました?

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I’M FREE ツアーパンフレット
「「Tour I’M FREE」の為に撮り下ろした写真とインタビューや対談等、コンテンツ盛りだくさん
のツアーパンフレットとなっています!今回全頁にわたってLUCKONがデザインを担当させて頂きました」(以下 : LUCKON GRAPHICS)

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I’M FREE Tシャツ、タオル
「「I’M FREE」の曲のイメージから、皮肉ったタイトルに思えまして、Tシャツもいっそ皮肉ってやれ!と。普段は“I’M FREE”が逆さまになっているイメージですが暗闇で蓄光インクが光って、“I’M FREE”が正体になる、というちょっと分かりづらいけど細かい工夫があるんです。例えばライブに行ってやっと私は“FREE”になる!みたいな意味を込めてみました」

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I’M FREE 2014 カレンダー
「ツアーパンフレット同様、撮り下ろしの写真を使ったカレンダーになっています。表がオフの写真で裏はライブの写真になっている、というこだわりのカレンダーです!」

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CD「I’M FREE」&トートセット
「「I’M FREE」のCDが入るポケット付きの面白いカタチのトートバッグです」

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I’M FREE パスケース
「AFOCのロゴがシンプルに入ったパスケースです」

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I’M FREE リフレクト 缶バッヂ
「“爆破”をイメージしたデザインになっていて、光を当てると反射する素材を使ったリフレクター缶バッヂです」

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爆破 Tシャツ
「「I’M FREE」の曲から、爆破している様子をデザインしました」

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爆破 ロゴタオル
「爆破Tと同じく「I’M FREE」の曲からのイメージですが、Tシャツと合わせると若干物語が感じられるような構成にしています」

LUCKON GRAPHICS HP
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LUCK’A WARKS
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3日で歴史を魅せてやる!
 彼らの続いてのワンマンライヴは、7月16日(水)から18日(金)までの3日間、東京キネマ倶楽部にて行われます。
 「a flood of circle 8th Anniversary Oneman Live“レトロスペクティヴ”」とタイトルされた今回のライヴは、「レトロスペクティヴ」=「回顧展」とのタイトル通り、これまでのレパートリーを全曲演奏するというもの。1日目は『a flood of circle』『泥水のメロディー』『BUFFALO SOUL』時代を。2日目は『PARADOX PARADE』『ZOOMANITY』。そして3日目は『LOVE IS LIKE A ROCK’N’ROLL』『FUCK FOREVER』『I’M FREE』の曲たちを行う予定です。
 当然、ライヴでも久々に聴ける曲や、昔のメンバーの曲を今のメンバーで行う変化等、見どころも多数。みなさん是非!!

「a flood of circle 8th Anniversary Oneman Live“レトロスペクティヴ”」
2014.7.16(wed) 〜18(fri) 東京キネマ倶楽部
Day1 -a flood of circleのメロディーとソウル-
Day2 -Parade Go To Zoo-
Day3 -Love Is Like Fuckin Free-


更に攻める! 連続公開/リリース!!
全国ツアーが終わっても、彼らはまだまだ止まりません、休みません。間髪入れずニューアイテムを連射。是非GETを!!

両A面シングル

picka.lucka.jp21_afoc_jacket『KIDS/アカネ』
初回TECI-335 / 通常TECI-336
形態:初回限定盤(CD+DVD) / 通常盤(CD)
価格:初回限定盤¥2,000+税 / 通常盤¥1,000+税
【Imperial Records】
NOW ON SALE

<収録楽曲>
1. KIDS – NTV系列「MUSIC DRAGON」POWER PLAY
2. アカネ – NHK総合テレビ「団地ともお」エンディングテーマ –
3. Tequila Club レーベル:Imperial Records

DVD収録内容(初回限定盤:TECI-335 のみ)
・Tour I’M FREE”AFOCの47都道府県制覇!形ないものを爆破しにいくツアー / 迷わす?行けよ編” Document Movie
・「KIDS」Live Music Video

新曲
朝日新聞社の新CM「サムライに告ぐ。」編CMソング。

NEW LIVE DVD
『タイトル未定』
*初回限定盤のみ
・朝日新聞「サムライに告ぐ。篇」CMオンエア楽曲のシングルCD付
・24P豪華ブックレット
・メンバーによる副音声収録
価格:初回限定盤¥4,980+税/通常盤¥4,500+税
品番:初回限定盤TEBI-53302/通常盤TEBI-48303
【Imperial Records】
2014.6.25 ON SALE


LIVE REPORT
a flood of circle
「Tour I’M FREE “AFOCの47都道府県制覇!形ないものを爆破にしにいくツアー/行けばわかるさ編” TOUR FINAL」
2014.4.12@日比谷野外音楽堂

 『Tour I’M FREE “AFOCの47都道府県制覇!形ないものを爆破にしにいくツアー』と題し、アルバム『I’M FREE』を引っ提げ、昨年10月から全県にかっこいいロックンロールをぶち撒いてきた、a floof of Circle(以下 : AFOC)。2013年末までの前編は、対バンたちとライヴを繰り広げた「迷わず行けよ編」が、今年に入ってからの後編とも言えるワンマンライヴツアーは「行けばわかるさ編」とタイトルされ、敢行された。

 いわずもがな、この2つのタイトルは、あの「一休さん」で有名な「一休宗純」の言葉から取られている。今となってはアントニオ猪木の方が馴染があるかもしれないが(笑)。いわば、「迷わないで、とにかく”これだ!!”と自分の信念に向かって進んで行けば、それがいつしか通れるようになり、道となる日がくるであろう。不安を持たず、そのまま進むがよい。きっとその先に答えがあるはずだから」といった類のもの。「見る前に跳べ」とガナり、♪何かをなくしながら それでも行かなくちゃ踵に聞こえている 足はまだ見ぬ方へ♪と、バンドの最初期から唄ってきた、実にAFOCらしいツアータイトルだ。
そんな、のべ54本にも及ぶ、彼ら史上最も長いロードが間もなく終わろうとしている。
この日は、『行けばわかるさ編』のファイナルであった。場所は数々のロックンロールの伝説を生み、育んできた日比谷野外大音楽堂。彼らにとって単独では過去最大級のキャパシティと広いステージとなる。

 往年のブルースの名演から場内のBGMが段々とロックンロールへと変わっていく。原始的で粗野、それでいてカッコよくスマートなアーリーロックンロール…。うん、この会場にピッタリだ。
 それがピタッと止むと、彼らはステージに現れた。バックには真紅のビロードのドレープ。かつて彼らのライヴで何度か見た背景なのだが、野外というシチュエーションもあるのだろう。いつもの毒々しさよりも、エレガントさや優雅さ、気品みたいなものを感じた。
 スタンバイが終わると、開始を即すようにギターの曽根巧がフィードバックを場内に轟かす。1曲目は、”さぁ、ここから行くぜ!自由に楽しみな‼”と言わんばかりの無礼講宣言ナンバー「I’M FREE」。♪本気で壊すことは本気で創ることとおんなじ♪のフレーズが飛び出すと、毎度のことながら、会場も自分の気持ちを重ね、一緒に呼応する。そう、壊しては作り、作っては壊し、我々は自身をより強固で揺るがないものにしていくのだ。♪I’M FREE♪の部分では会場中が呼応。早くもみんな思い思いのスタンスで楽しんでいく。

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 ボーカル&ギターの佐々木亮介が「おはようございます。 flood of circleです」と一言。そのままベースのHISAYOの放つガリンガリンな音質のベースラインの上、曽根のヒリついたオルタナ的手触りのギターが絡みつき、2曲目の「ロックンロールバンド」に入る。ドラムの渡邊一丘が導き出すストレートな部分も、この野音だからこそなおのこと気持ち良かった。HISAYOもスラップをキメながらプレイ。印象的なイントロに会場が沸く。3曲目は、「Diamond Rocks」だった。タイトさを基調に重みも交えて叩く渡邊のドラミング。佐々木が歌を通し、♪駆け抜けろ 決して振り返るな♪と煽り、追い立てる。

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 「辿り着いたぜ野音。今日は最高の夜を届ける約束をします。みんなロックンロールをする準備は出来てるか?」と、性急的なロカビリーナンバー「God Speed You Baby」に突入する。同曲では曽根もロックンロールフィール溢れるギタープレイを披露。盛り上がりの火に油を注いでいく。
 佐々木が愛機のホワイトファルコンを掲げ、ゆっくりとスクラッチスライドしていく。そこから「KINZOKU Bat」に入ると、一気に会場がスウィンギンなムードに包まれる。夜の不埒で不穏な雰囲気に飲み込まれた日比谷の野音。♪やるしかないんだから ぶちのめしていけ♪のフレーズがやけに今夜はリアルに響く。
 曽根のギターから聴き馴染みのあるリフが。そう、Black Sabbathの「Iron Man」のインストとスキャットによるカバーであった。ハンドマイクでハミングする佐々木。「東京は歌舞伎町から来ました。flood of circleです」と間に挨拶。曽根もステージの前っつらでギターソロをキメる。

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 「長いツアーだった。かっこいいライヴハウスには、かっこいいお客さんが集まることを知った。席はあるけど、今夜は関係ない。好きに踊ってくれ。言いたいことは全て歌詞にしました」と「Blues Never Die(ブルースは二度死ぬ)」に入る。トーキングブルース的な佐々木の歌い方が映えるナンバーだ。ダルでルーズなんだけど、そこにそこはかとない緊張感を宿しているところがいかにも彼ららしい。
 会場全体の歌唱レクチャーの後入った「俺はお前の噛ませ犬じゃない」、ギターのインプロビゼーションから入った「Blues Drive Monster」等、ライヴならではの試みも楽しめたこの日。「Blues Drive Monster」のラストの際に、佐々木が口にした「素晴らしい」の一言は、きっと自然と出たものだったのだろう。
彼らの最新アルバム『I’M FREE』が前を向き、明るい方向へと導いてくれる歌が多かったことを印象づけたのは、やはり同盤でも白眉であった「The Future Is Mine」であった。みんながこの歌では明るく希望に満ちた表情で一緒に歌っていたのが印象的であった。
 佐々木がギターをブラックファルコンに持ち替える。4ビートが飛び出す。「オーロラソング」だ。HISAYOもジャージーなベースラインでシャッフルを会場全体に広がらせていく。佐々木も同曲ではトーキングブルース風の歌唱。偶然かもしれないが、この曲を境に夜がやって来たように思えた。

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 そしてデビュー当時の楽曲「僕を問う」を始めると、会場も楽曲に合わせバウンスを起こす。時折混じるダンサブルさに会場全体がハネていく。
 「晴れて良かったね。みんなに会えてよかった。この野音はそれこそ高校の頃から憧れてた」と一言。続けて「『全県ライヴをやると解散するぞ』と脅されたこともあったけど、ここまで死にもの狂いでやってきました」。その表情は揺らぎない自信に満ち溢れた、ちょっとしたロックンロールヒーローであった。「本当に色々なところでやった。新しいものを壊しながらのツアーだっただけに色々なものが見えた」と語り、「ここからは突き進んでいくから、ついてこれるか?」と、このツアーの合間に作られ、そのライヴでの良い雰囲気が詰まったと思しき「KIDS」が歌われプレイされる。と、その前に、HISAYOが同曲のミュージックビデオ同様に、ベース後にセットしてあった銅鑼(ドラ)を一撃。同曲開始の狼煙を上げる。ライトも目まぐるしく回り出し、楽曲と共に放たれたラテンビートに会場中がハネる。「一緒に伝説の夜を作りましょう!」と佐々木。そのままラテンポップ繋がりで、「Human License」へ。更に会場の盛り上がりに火がくべられ、狂ったようにバウンスを始める。HISAYOのプレイしながら魅せるステップも軽やか。渡邊の打ち出すドラムが会場を、これでもか言わんばかりにハネさせる。曽根がステージ前方までせり出てソロを弾けば、続いて佐々木も負けじとせり出し、ギターソロを引き継ぐ。その2人が魅せたギターソロのリレーションは、ホント鳥肌ものであった。

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 「日比谷のゾンビたちに捧げます」との言葉の後飛び込んだ「Dancing Zombiez」では、野音の3000人のゾンビたちが踊り出し、ガツンとしたデモンストレーションの後、「ロックンロール!!」との佐々木のシャウトと共に突入した「プシケ」では、そのガシッとしたイントロに会場がこの日最大の湧きを見せる。HISAYOの硬質なベース音が楽曲に強靭さをもたらし、歌のフレーズの♪足掻いていけ!!♪とはまさに。そして、同曲の合間には、恒例のメンバー紹介も。そこでは渡邊も渾身の力を込めてフロアタムを叩く。

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 ここでMC。「転がり続けて来て、2014年はここからノンストップで駆け抜けていく!」と力強く会場にマニュフェスト。ガツンと帰ってきた歓声は、”一緒について行くぜ!!”との逞しい同盟声明のようにも感じられた。
ライヴに戻る。8分の6拍子のロッカバラードナンバー「感光」が現れると、みんなが夜なのに光を探り、まさぐるように聴き入る。力強い生命力が会場の隅々にまで広がり、染み渡っていく。一瞬ストップし、再度入ったその怒涛さが凄かった。最後に現れるキラーフレーズの♪生きていて♪は、この日も私に鳥肌を立てさせた。

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 ここで再度佐々木が喋る。「ここから見る景色はホント綺麗です。ありがとう。俺たちについてきてくれたら、もっと良い景色を見せる約束をします。今日はスペシャルなことが起こるぜ」と、ゲストの勝手にしやがれのホーン隊が、ここで呼び込まれる。
 「理由なき反抗(The Rebel Age)」では、そのホーン隊が軽やかさとゴージャスさを楽曲に寄与し、オリジナルよりも更にパーッとした雰囲気を場内に呼び込んでいく。後半は会場にマイクを預け、みんなで大合唱。楽曲を共に完成させていく。ラストは大団円とばかりに、ホーン体もフロントまで出てきて、パーッと景気よく「Beer! Beer! Beer!」を。歌詞から飛び出す♪もう一杯いける♪は、まさに今の自分たちの心持ちだ。

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 アンコールでは、このライヴがDVDになること、そして、7月にキネマ倶楽部にて、3Daysの彼らの歴史を一挙に垣間見れるライヴが行われることが告知される。
ここで勝手にしやがれの鍵盤が呼び込まれ、佐々木もアコギに持ち替え、ニューシングルから「アカネ」を始める。「バンドをやってなかったら生まれてない曲」とは佐々木。と同時に、”もしかしたら、この全都道府県をツアーを体験しなかったら、この曲も生まれてなかったかも…”なんて思った。夜なのだが、すっかり情景は、あの古き良き時代の夕焼け空にタイムバック。日本人ならではの情緒性溢れる楽曲に、会場も一人一人が自分の原風景を想い浮かべる。
 アンコール2曲目では佐々木もギターを置きタンバリンを持ち出す。ここで先ほどの勝手にしやがれのホーン隊も加入。普段ソリッドなバンドスタイルで見てきたこともあり、この総勢がやけにゴージャスに映る。「まだ戦う力は残っているか?」と会場に最後の共闘を挑む佐々木。その「Sweet Home Battle Field」では、ラストのフレーズをみんなで歌う。この日一番の一体感はこの曲で現れた。同曲のラストは全員のジャンプで締め。

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 そして、正真正銘のラストは「俺たちとあなたたちの明日に捧げます!」との言葉から入った「シーガル」であった。初期からの代表曲をここであえて歌うことで、出自や変わらなさ、これからも変わらないことを約束してくれているようで、ちょっと嬉しくなる。曽根も、”これで最後だ!!”とばかりにギターソロを弾き倒す。「明日はやってくる。また一緒にロックンロールしようぜ」。そんな言葉と佐々木一人を残し、AFOCはステージを下りた。最後ステージに一人残った佐々木。会場をゆっくりと見回し、「これで終わりじゃないから。もっとヤバい景色を見に行きましょう」と、最後はノンマイクで伝え、この日の幕を引いた。

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 この瞬間、“AFOCの47都道府県制覇!形ないものを爆破にしにいくツアー/行けばわかるさ編”は、終わりを告げた。全都道府県54カ所にも及ぶライヴの最終地点には、さぞかし眺めの良い景色が待っていたことだろう。それを3人、いや、この日参加したお客さん、ひいてはこのツアーで各地にて参加したお客さんも含め、みんなで到達したこの場所は、どんなものだったのだろう。きっと今までに見たことのないぐらい格別な光景が広がっていたに違いない。迷わず、この道を選び、進んできたAFOC。あの時は、その一歩の先にこのような景色が繋がっていたとは、想像も出来なかったことだろう。
 「この道をいけばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一歩が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」との冒頭の一休和尚の言葉を、改めてAFOCが身を呈して示してくれたように思えた。

Report : 池田スカオ和宏


【SET LIST】

1 I’M FREE
2 ロックンロールバンド
3 Diamond Rocks
4 God Speed You Baby
5 KINZOKU Bat
6 Iron Man
7 Blues Never Die(ブルースは二度死ぬ)
8 俺はお前の噛ませ犬じゃない
9 Blues Drive Monster
10 The Future Is Mine
11 オーロラソング
12 僕を問う
13 KIDS
14 Human License
15 Dancing Zombiez
16 プシケ
17 感光
18 理由なき反抗(The Rebel Age)
19 Beer! Beer! Beer!
Encore
En-1 アカネ
En-2 Sweet Home Battle Field
En-3 シーガル


INFORMATION

【MEMBER】

picka.lucka.jp21_afoc_artistVocal & Guitar 佐々木 亮介
Bass HISAYO
Drums 渡邊 一丘
That Evening Support Guitar 曽根巧(from talk to me)


【Profile】

2006年結成。ライヴ活動を開始。2007年7月、1stミニアルバム『a flood of circle』を発表。当時弱冠20歳とは思えないその音楽観と卓越したライブパフォーマンスに注目が集まり「FUJI ROCK FESTIVAL’07」に出演。
2008年5月、2ndミニアルバム『泥水のメロディー』を、さらに3ヶ月連続でライブ音源をリリース。同年末には「COUNTDOWN JAPAN 08/09」に出演を果たす。
2009年1月、初のワンマンライブを新宿ロフトで開催(ソールドアウト)。3月、インディーズラストシングル「Buffalo Dance / Thunderbolt」発売。同年4月、1stフルアルバム『BUFFALO SOUL』をメジャーよりリリース。全国ツアーを各地で満杯にする。同年7月、代官山UNITでのツアーファイナル自主企画直前にギタリストが失踪。バンドは入魂のパフォーマンスを披露し乗り切る。夏には「FUJI ROCK FESTIVAL’09」「ROCK IN JAPAN FES. 2009」にも出演。大絶賛を受ける。10月、失踪したメンバーの脱退を正式発表し、新たなスタートを切る。11月、メジャー2ndフルアルバム『PARADOX PARADE』発表。
2010年2月~同アルバムを引っ提げ、東名阪のワンマンライヴを含む全国7箇所のツアーを行い、大成功に納める。
2010年7月初のシングル「Human License」を発売。大型夏フェスにも出演。同年9月15日3rdアルバム『ZOOMANITY』リリース。発売後、10月15日~は6箇所のワンマンを含む全国17箇所にも及ぶツアー『Tour ZOOMANITY~天晴全国百鬼夜行~』を敢行。全箇所大成功を収める。
12月14日のライブをもって、ベースが石井康崇からHISAYOに交代。
2011年1月、デジタルシングル「Miss X DAY」配信。2月9日、TOWER RECORDS限定3rdライヴシングル「Miss X DAY ~Before the flood six」発売。6月22日には、5周年記念ミックスCD『AFOC THE MIX』をリリース。発売記念ツアーを大成功に収める。
2011年9月「I LOVE YOU」と「Blood Red Shoes」の2枚のシングルをインディーズ&メジャーにて同時リリース。
2011年11月、4枚目のアルバム『LOVE IS LIKE A ROCK’N’ROLL』をリリース。
2012年12月、ミニアルバム『FUCK FOREVER』をリリース。
2013年に入り、「FUCK FOREVER」RELEASE ONEMAN TOUR 2013″俺はお前のかませ犬じゃないツアー”を敢行。
2013年4月、シングル「Dancing Zombiez」を発売。
2013年6月からは、Tour Dancing Zombiez”ROCK’N’ROLL HELL!!! AFOCの地獄突きワンマンツアー”敢行する。
2013年7月、5枚目のアルバム『I’M FREE』を発売。
同年10月からはバンド初となる全都道府県ツアーを敢行。ワンマンツアーのファイナルとなった日比谷野外音楽堂を含む全53公演を完遂する。
2014年4月、バンド初となる両A面シングル「KIDS/アカネ」を発表。


【NEW ITEM】

picka.lucka.jp21_afoc_jacket両A面シングル
『KIDS/アカネ』
初回TECI-335 / 通常TECI-336
形態:初回限定盤(CD+DVD) / 通常盤(CD)
価格:初回限定盤¥2,000+税 / 通常盤¥1,000+税
【Imperial Records】
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<収録楽曲>
1. KIDS – NTV系列「MUSIC DRAGON」POWER PLAY
2. アカネ – NHK総合テレビ「団地ともお」エンディングテーマ –
3. Tequila Club レーベル:Imperial Records

DVD収録内容(初回限定盤:TECI-335 のみ)
・Tour I’M FREE”AFOCの47都道府県制覇!形ないものを爆破しにいくツアー / 迷わす?行けよ編” Document Movie
・「KIDS」Live Music Video

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『タイトル未定』
*初回限定盤のみ
・・朝日新聞「サムライに告ぐ。篇」CMオンエア楽曲のシングルCD付
・24P豪華ブックレット
・メンバーによる副音声収録
価格:初回限定盤¥4,980+税/通常盤¥4,500+税
品番:初回限定盤TEBI-53302/通常盤TEBI-48303
【Imperial Records】
2014.6.25 ON SALE


【LIVE SCHEDULE】

http://afloodofcircle.com/live.html

【ARIST HOME PAGE】

http://afloodofcircle.com/

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