コイサンマン
7月22日のブログを上げた晩。そのブログを見た知り合いからメールが届いた。彼によると今は「ブッシュマン」は差別用語に当たるため、彼らの総称や、あの映画は「コイサンマン」と称されているとのこと。
たしかにパート2は、「コイサンマン2」だったな…。などと、うろ覚えだったために真偽を確かめてみた。
で、映画はトータルでパート5まで作られたが、DVD化はパート2までだったことも知る。たぶん、「ジャングル黒べえ」や「アパッチ野球軍」同様、内容的にテレビでの放映は無理そうだろうなぁ。
で、全体を見ていたら、こんなものも発見。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9E%E3%83%B3VS%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%80%81VS%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%80-%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF-DVD-%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3-%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%84%E3%82%A9%E3%83%BC/dp/B0015XIK7G/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=dvd&qid=1248315914&sr=1-2
うーん、中身や展開の想像がつかん…。
どんなんや?
二カウさんヌンチャク持ってるし。
うーん、さすがはカスタマイズ・アルケミスト大国、香港!!
話は「コイサンマン」に戻り。
1982年の公開時に、当時中学生だった僕も劇場まで観に行ったのですが、その時は、その文明の差や二カウさんのコミカルさにのみしか面白味を見出せず。
“こんな何でも揃っている日本に生まれて良かったな…”とか”何も知らない人が文明に触れるとこんなリアクションになるのか?”的な印象のみを持ち、以降、それについて深く考えることも、思い返すこともなかったのですが、今回、このDVDのキャッチである”何もしなけりゃ、人間平和。欲を出すから地球は大混乱！”を見て納得。あれから27年。映画のストーリーをほぼ覚えていない今となっては、<なるほど!>と思ったところもあったのでした。(とは言え、このフォーカスはきっと後づけでしょう。やはり映画の内容にしろ、公開時のキャンペーンにしろ、当時は彼らをもてあそんでいたところもあったと思いますよ、今でも)
でも、この歳になると、無知であることや無垢であることに、ある種の憧憬を抱くこともあるんだよなぁ…不思議と。あの頃は、あんなに蔑視していたのに。「世の中の9割は知らなくても良いことで出来ている」と誰かが言ってましたが、まさにそうなのかも…。
二カウさんは残念ながら2003年に58歳で亡くなってしまったとのこと。合掌します。
