80’s JAPCORE 30種が...

Filed under: BLOG — ikeda @ 2010.06.04

火曜日、お昼を取るがてら、ようやく引き取りに行けた。
ここ2年ぐらいずっと探していたCDをだ。

今まで3度ほどヤフオクでも出品され、競り落とそうと僕も入札に加わったが、その全てが何故だか全く違った出品者たちだったにも関わらず、それぞれ出品者側から途中で取り止めがあったといういわくつき。
今でも信望者は多いようだが、コレクターズ・アイテムって位置でもない、この盤。
全国各地のブックオフを辛抱強く巡っていけば、100円コーナーのワゴンの中で発見出来そうな気もしたが、そこまでの忍耐もなく、物理的に難しいと悟り、足元を見られ、法外な値段をつけられることを覚悟に某有名コレクターズ中心の中古レコード店に1年ちょっと前から捜索を依頼していた。

今回、店から連絡のあった値段はざっと当時定価の8倍。
明らかに暴利をむさぼっている。
入荷した際の電話でそれを聞いた時には、えーっと驚いたと同時に、やはりこうきたかって感じだった。
プレミアがついても、定価+α。とても倍以上がつくはずもないことは分っている。
自分の最大高価予想金額を遥かに超えた、法外と称してもおかしくはない、ムチャクチャな金額だ。
とは言え、欲しい。
自分の中の黒スカオと白スカオが闘った結果。それでも購入することにした。
とは言え、おいそれとその金額を手渡すほど金銭的、精神的余裕もなかったので、まずは買取客を装い、その買取ってもらった金額の中から買おうと思い、80年代ジャパコアのカセットやソノシートやEP、ビデオを中心に自宅の貴重盤やコレクターズ・アイテムを30種ほどを持ち込んだ。
その店の買取表、相場の価格から、その依頼していた盤を買っても、まだまだインカムの金額の方が断然多い皮算用をして挑んだのだが、実際はそう甘くなかった。
「これは在庫がまだあるから」等を理由に、付いた金額が自身の予想金額の1/4程度。
えーっ!?しかも、相殺してもまだ5千円ぐらいこちらが払わなくてはいけないではないか。
相殺で逆にインカムがあるだろうと思っていただけにショックは大きい。
絶対に差額金額なぞ払うものか!!、と決め込んだ僕は、「実は探してもらっているCDを預かってもらっているので、それをこれら全部とトレードして欲しい」旨を伝えた。
最初はお店の方も「それは無理だ」的な話だったのだが、どうしてもCDは欲しいけど、お金は払いたくない僕も粘っこく交渉。
15分ぐらい交渉した末、それら全部と預かってもらっていたCDをトレードしてもらったのだった。
つまり差額はびた一文払わずに済んだのだが。
うーっ、GAIやCONFUSE、GASのソノシートが…。CLAYやZOUOのEPが…。あぶらだこやLAUGHIN’ NOSEのLPが…。
これ1枚に…。
うーっ。

ちくしょー、きっと買い取った10倍ぐらいの金額で売るんだろうな、あの店。

次回は、今回手に入れた盤のバンドについてと、何故今回こんなに固執したか、そして当時のこのバンドにまつわる甘酸っぱい思い出でも書きましょうか。

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