作詞家 渡辺なつみさん&ラジオDJ 山本シュウさん

Filed under: BLOG — ikeda @ 2008.05.19

 以前当ブログにも書いたけど、最近は従来得意としていたミュージシャンやアーティストのみならず、様々なジャンルの著名人と会って話を聞いたり、取材したりという機会が多く、それが非常に刺激的だ。

 先週はラジオDJやナレーション等でもお馴染みのバイタリティの固まり、山本シュウさんと、平成の亜蘭知子or阿木燿子とも称される、作詞に於いてはこの7〜8年で実に5回ものレコード大賞を獲っている作詞家の渡辺なつみさんにお会いし、2時間近く色々なお話を聞くことが出来た。
 
 もちろん仕事での大儀はキチンとこなした上で、その他の話として、シュウさんからは、その行動力と人を惹き付ける魅力、そして物の考え方や心の持ちようについてを学び、なつみさんからは、”ああ、これが作詞家さんの考え方や、こういったことを考えながら人の心って描写していくんだな…”ということを学んだ。
 特になつみさんに関しては、あれだけの大ヒットを世に送り出し、著名な方にも関わらず、今回の僕の取材が彼女にとって人生初取材との事。”そんな光栄な仕事をこの俺で大丈夫か?”と、その大役にこちらが緊張してしまった(笑)。
 いやー、それにしても渡辺さんのオフィスからの夜景の眺めの良い事、良い事。普段、通勤途中に何気なく見ていた高層ビルの上層にそれはあったのだが、あんな夜景が綺麗な場所なら、俺だったらきっといっつも外を見てボーッとしているんだろうなぁ。

 話戻って。山本さんにしろ、渡辺さんにしろ、やはりあの2人の人間洞察力は恐るべしものがあって。 
 シュウさんの方は、特に占い師でもないであろうに、一緒に同席した女性編集者のここ数年付き合ってきた男性の傾向や悩みを、「顔に出てるで」と、ズバッと言い当ててたし。渡辺さんからは気づいたら、俺の方が色々と質問/インタビューを受けて、まるでそこから一曲歌詞でも作りそうな勢い(笑)。やっぱり良い文章を書くには、それを如何に上手く洞察し、分析、自分なりの答えを導き出し、描き出すことが不可欠であることが学べました。

 あと、シュウさんの「野外でバーベキューをすると、例えそれが安い材料で行っても、美味しく感じるのは何故か?」には感心。非日常的な場所や空気といった同じロケーションや材料でも、例えば独りで焼いて食べるのと、みんなで一緒に作って食べるのとでは美味しさが格段に違う。それは、そこに一緒に作り上げた達成感や満足感がブレンドされるからだ、とのことなのだが、その持論には非常に納得出来るものがあった。
 そうだ、この初夏にはバーベキューでも行こうかな。とは言え、道具を一切持っていないので、どこか道具まで用意してくれるところを探してからだけど(笑)。

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