振り替え輸送を選ぶべきか?そのまま復旧を待つべきか?

Filed under: BLOG — ikeda @ 2008.04.18

 電車で移動中、突如事故等が起こり、その路線の電車が止まり、「復旧の見込みの立たない」とアナウンスされた時、”回り道で多少時間がかかっても、違ったルートで目的地に向かった方が良いのか?”それとも”このまま復旧を待ち続けた方が得策か?”の判断に迷う時がある。
 
 往々にして、せっかく回り道をして時間をかけて向っても、目的地に着いた時には既に電車が復旧していたり。逆にじっと待っていたら、復旧まで数時間かかり、結局回り道をしてでも向った方が早かったり。
 「開かずの踏切」と呼ばれている場所で遮断されている時も、”近くの歩道橋で線路の向こうに渡った方がよいのか?””開くのを待ち続ける方が得策か?”の判断も実にその類。
 もう、こうなるとある種の賭けである。

 昨晩はこの賭けに失敗し、それが裏目に出た。
 いや、正確には、賭けには勝ったが、結局それが裏目に出たというべきか…。

 それは昨晩の帰宅途中の事。ゴールデンウィーク進行の為、各種依頼された原稿類が通常よりも早めの納めとなっている為、寝る間も惜しんで仕上げなくちゃならない状況の中。自宅でしか調べたり仕込めない原稿類があった為、その日は夜ライブを一本観、その後、事務所には戻らず、直接帰宅した。
 いつもより早く帰れるから、”帰ったらあれをして””それからこれをして”って感じで、頭の中で帰宅してからの段取りを整理していた矢先。あと30分電車に揺られれば自宅の最寄り駅というところで人身事故が発生。途中の駅で足止めをくらってしまった。
 アナウンスでは「かなりの大きな事故の為、復旧のメドが立っていなく、振替輸送をオススメします」との連呼が。そこで、〈復旧して一直線で帰るのが早いか〉〈電車を乗り継いで帰宅した方が早いのか?〉と、いつもの決断に迷い、既に回り道をしても、普段の帰宅時間を上回る事が確実視されていた為、観念。通常の2倍の時間を要するが、振り替え輸送で、違ったルートから電車を乗り継いで帰る事に決定。3線を乗り継ぎ、ようやく後一線、2駅で着というところまで来たのだった。そして、そのホームに来て唖然。駅のコンコースやホームに凄い数の人が居るではないか。
 そう、せっかく乗り継ぎ、回り道をしても、結局自分の降りる駅には、その人身事故の電鉄しか乗り入れておらず、しかもまだ復旧していなかった為、しばらくは復旧を待つ羽目に。その上、復旧するも、前に電車が詰まっているらしく、その詰まりが無くなるまでホームに電車は着しつつ待機状態。
 結局自分の駅に着いたのは深夜の2時過ぎ。そこから大雨&風の中、自転車でずぶ濡れになりながら帰宅出来たのは、夜中の2時30分を回っていたのでした。

 うーん、今回は判断は正しかったが、逆にそこに誤算が発生したって感じで。
 
 なので、僕の中の結論として、電車が止まった時にはジタバタせず、ジッとして復旧を待つ事が得策との結論に到ったのでした。

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