「POWER OF MUSIC」@日本武道館
今日は、絢香が発起人となった「POWER OF MUSIC」なるイベントを観に日本武道館に。
まっ、仕事として観に行ったんだけど、色々と勉強になったな。
イベント自体はチャリティでもべネフィットでもなく、いわゆるアウェアネスが目的。噛み砕くと、知らしめたり、意識してもらったりが主旨。以前の「ホワイトバンド」もその類いだよね。
ライヴの方はいわゆるap bank fes.に於けるbank band的な形で、絢香とそのバンドはずっと出ずっぱり。そこに、GAKU-MC、広沢ただし、平原綾香、湘南乃風の若旦那、スキマスイッチの大橋君、塩谷哲、コブクロが、リレー式で絡んで行くスタイルで。ライヴ自体は19曲で曲だけ演れば1時間半ぐらいなんだろうけど、間のMCや掛け合いを入れて、3時間半近くも。
そのMCも、せっかく今回、「全ての子供達に笑顔を」なんて大義があるのだから、それにまつわる事でも話すならまだしも、大半は絢香と、その各ゲストとのなれそめ系ばかり。唯一、若旦那と、絢香本人のMCに救われたって感じかな。
あんだけの大義がありながら、来ていたお客さんにはあまり伝わっていなかったようで。せっかく配られた、その運動についてのNGOのパンフやチラシが帰り道や会場の至る所で捨てられているのが悲しかった。
もし、アウェアネスの定義が、参加することより、参加した後の行動の方が大事なら、せっかくだからステージから、まずみんなが何から始めたら良いかをもう少し啓蒙してあげた方が良かったんじゃないかな。思っている程、みんな能動的じゃないんですよ、残念ながら今の世の中って。
まっ、僕の原稿の方は、もちろん誉めて書きますよ(笑)。なんせそこから原稿料をもらっているライターなもので(笑)。