見知らぬ人に、「ホイッ」といきなり荷物を手渡されたら? 

Filed under: BLOG — ikeda @ 2008.02.22

    いや〜、ついさっき面白い事がありました。
 それは会社帰り、自分の降車するべく駅での出来事。
 本日、ちょっと苦手なジャンルであるクラシックについての特集記事(6ページ、トータル約12000文字、しかも来週中頃入稿)を急遽依頼され、二つ返事でOKしたものの、仕込みや知識も含め、゛俺で本当に大丈夫かな…?゛と心ここにあらずの心境の中、ボーッと歩き、シレッとエスカレーターに乗り、上まで運ばれていたんです。そして、エレベーターを乗り始めてすぐに、突然前に乗っていた見知らぬ男性が振り返りもせず、「ちょっとこれ持ってて」の言葉と共に、僕にジュエリーバッグみたいなものを渡し、手ぶらになった彼はマフラーをし出したのです。
 僕も僕で、”ああマフラーをする為に、持ってて欲しいのだな”と察し、特にいぶかしく思うことなく、親切にもその渡されたバッグをそのまま持ち、エスカレーターで上まであがっていったんです。上がったと同時に、「サンキュー」と振り返りながら、その男の人が手を出すと同時に、「うわぁ!!」と、世間が振り向くぐらいの驚きの大声をあげたのでした。
 そう、その男の人はてっきり自分の真後に連れが乗ったと思い、その連れに荷物を渡したつもりだったようで。しかし、実際は間に何人か人が入ってしまい、ロミオ&ジュリエットのごとく離れて乗ってしまっていたと。しかも、「それに全く気づかなかった」と、改札を出るまで恐縮がって、何度も何度もお詫びとその説明をしてくれたのでした。

 そんな今日の帰り道。駅から自転車で帰る道すがら、”確か昔も近い事があったな…”と、ある昔の出来事を思い返したのでした。
 それは今から10数年前。友人と2人で、休みの日に街を歩いていた時の話です。その歩いている遥か前方に、ビルの入り口からトラックへ、その道路を横断するように荷物をバケツリレーで積み入れている光景が目に入ったのでした。途中歩きつつも話が非常に盛り上がり、その前方の荷物の積み込みのことなどスッカリ忘れていた僕達は、気づけば見ず知らずの人に、「ホイッ」との掛け声と共に荷物をパスされたのでした。で、渡されると反射神経的に隣の友人にパスし、その友人も特に躊躇することもなく、また隣の知らない人に荷物をパスし、何の滞りもなく、その荷物を積み入れる事に成功したのです。
 そう、我々はいつの間にかバケツリレーの中を横断し、途中荷物を渡されながらも、それを無意識のうちにリレーし繋いでいたのでした。
 気づけば、そのバケツリレーしている方々から祝福の拍手が…。
 そんな中、何か誇らし気な表情でそこを通過していったのでした。

 遥か昔のちょっぴり恥ずかしい想い出です。

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