2008.01.24 SHIBUYA O-nest
昨日晴れ姿を観に行った
いろいろな人が観に来ていた
知っている人も居たけど ほとんどが知らない人
悔しいけど ”ああ、もう僕だけのものじゃないんだな…”と思った
そう、昔は知った顔しか居なかったのに
みんなに祝福されて 嬉しいそうな笑顔
俺もあの頃 あんな顔 させてやりたかったな
怒ってばっかりだったな 注意してばっかりだったな
なんだひどく全部が良い想い出にすり代わっているから、不思議だ
始めて会ってから5年しか経っていないのに なんだかひどく昔話のように思える
その間がアッと言う間と思っているのは 僕だけなのかな
終わった後 ”どうでした?”と当人らから聞かれた
「まだまだだな」
と僕
“今日どうだった?”と回りの人から聞かれた
「昔の方が良かったな」
と僕
あの時「良かったよ」って言えれば、もっとスッキリしていたのかもしれない
素直に伝えられない自分の性分に後悔
良かったんだよ 本当は
自分のひがみや意地が、出かかったその言葉を、もう一度胸にしまい込ませただけ
そして、口から出ていたのは、あの頃と同じ
昔のお前達じゃないことぐらい俺だって分かってる
今やすっかり大人になったことも
だけど、なんとなくそれを信じたくないんだろうね
いつまでも大人になって欲しくないんだろうね
俺の親父やお袋も、きっと俺に同じような想いを抱いた時があったんだろうな
今、きづいたよ
あの頃はあんなに色々と手元にあったのに
今は想い出しか残っていないことに気がついた
今にこの想い出さえも 胸に秘めなくちゃならない日が来るのかな?
かつては あんなに見向きもされなかったのに
今は別人のようにチヤホヤされている
全くの他人だったら 僕もあの輪の中に入り込めただろうに
あの輪の中に入って嬉しそうに言ってやれたのかもしれない
「おめでとう よくやったな」って