モンスターペアレンツ発見!
日時は先週14日の月曜祭日の午後2時頃。場所は神奈川県の某水族館。
久々の家庭サービスで、かみさんと娘とで行った時の話なんだけど。
娘のバイタリティとアクティビティさについて行けなくなった僕は、途中、かみさん&娘はそのまま回遊させ、自分はその水族館内に設置していたプレイランド(色々な玩具が床に転がっていて、子供たちが勝手にそこで遊ぶスクエアみたいなところ)で一休み。ベンチに座り、自販機の缶コーヒーを手に、原稿の仕込みを頭でまとめようと、見るとはなくボーッと子供達を見ていたわけ。
まぁ、そこでは子供達が走り回ったり、暴れ回ったりしていて、その子達の親も周りのベンチに座って見ていたりするんだけど、子供って暑くなるとすぐ場所を問わず、上を脱いじゃって上半身裸になったりするわけ。で、一人の子が、そこで遊んでいる最中にそれをしたもんだから、その中の何人かの子(もちろん他人同士)も連鎖的にマネをして、上を脱いで裸になって遊び始めちゃって。
で、後からマネをして裸になっちゃった子の親が、たまたま僕と同じベンチに座っていて。それを見るや、剣幕で近くを通り掛かった水族館の従業員を呼び止め、
「あの子が裸になったから、うちの子もマネして裸になってる。風邪をひいたらどうする!すぐ、最初に裸になった子に服を着せ、あの悪影響を与えた子を、この場所から退去させてくれ」
とのミッションをまくし立てるように敢行。
しかたなしにその従業員も、その裸になっている子を注意。服を着せようとすると、その最初に裸になったと思しき親が今度は従業員に抗議。可哀相に、その従業員はまるで高校野球で監督の代わりにマウンドに伝令にいく、メッセンジャーの如く、両親のクレームや言い分を片や相手に伝え、それに対する言い分や反論を、また相手に伝え返しにいくという、なんともトホホな役に。
まさに、午前中放映の情報番組で騒がれている、
「クレームを相手に直接言わず。アンタッチャブルに間に誰かを通して、その人から手を下してもらう」
状況を目の当たりにしたのです。
しかも、その従業員もかなり正直&素直な方らしく、相手のセリフを咀嚼せず、直接伝言。とうとう最後の方は、「お前のかあちゃんデベソ」「お前の方こそ〜」レベルの言い合いになってました(笑)。
今の親って、本当に面と向かってのクレームを入れないという状況を目の当たりにした、休日の午後でした。
写真は、その水族館あった古代魚のはく製の写真です。