ONE HEART LIVE CIRCUIT 2008 in 埼玉・所沢

Filed under: BLOG — ikeda @ 2008.01.13

昨日は、所沢の市民ホールまで、カラーボトル、奥華子、秦基博、いきものががりというメンツのオムニバス・コンサート「080115_030517.JPG」に行ってきましたよ。

招待されたのはいいが、私の在住しているところからは、一都二県をまたに架ける長距離&当日は寒い雨だったこともあり、多少の躊躇もありつつ、このメンツ(いきものがかり以外は何度も取材でお世話になっているんです)が一同に会しているのも何かの縁だろうと、颯爽と車を飛ばして向かったのです。

しかし、思いの他、途中で渋滞にハマってしまい、行きの所要時間は3時間。しかも、寒いので途中尿意を催すも、渋滞&適当な場所も見つからず、開演の時間も迫っていることもあり、目的地までひたすら我慢。

完全に膀胱の感覚が麻痺しながらも、ようやく付近に着。だが、こんな時に限ってなかなか専用駐車場の位置が分からず、まるでドッキングを何度もトライするスペースシャトルの如く、付近をウロウロ。諦め、しょうがなしに近くのコインパーキングに停め、会場までダッシュ。しかも、そこから会場まで多少の距離があったんだな、これが。

で、ゼイゼイと息を切らしながらも、ようやく入場。いきなり、NACK5やテレビ埼玉等でパーソナリティをやっている、お友達の山本ノボル兄さんが司会をやっていてビックリ。
すると突然、尿意のことを思い出し、兄さんの司会は無視し、トイレに向かうも、こんな時に限り、途中知り合いの関係者に遭遇。完全内股状態で立ち話。

恍惚の表情での放尿を済ませ(我慢した末の放尿はまた格別なんだな、これが)、席に着すると同時に、カラーボトルがプレイ開始。今まで彼らのライヴは数えきれない程観て来たのだが、スタンディング以外でのライヴを観るのは初。ところが、”ヤツらはホールの方が似合うんじゃないか?”と思える程、堂々とした、力強いステージングで応対。心強ささえ感じました。

続く、華ちゃんのライヴも広いステージにキーボード一台というシンプルなセットながら、実によく歌を心の奥に響かせてくれ、彼女の暖かさや切々な想いが、会場の隅々にまで伝わってくるライヴを展開。おまけに一足先に新曲も聴けたんで満足。

秦くんは、あえてギター一本という彼本来のスタイルにてプレイ。どの歌も装飾以前のネイキッドなスタイルでの伝達方法も手伝い、作品以上にダイレクトに心に届く/響く歌を聴かせてくれ、彼の歌の本格性が十分に堪能出来たステージを展開。

で、ラストは、いきものがかり。
正直、僕は彼(彼女)達のライヴを初めて観たんだけど、作品で感じる切なさや印象から、大人しいステージなんだろうなと想像していたのだが、その想像を良い意味で壮快に打ち破る、パワフルでエネルギッシュなライヴを展開。2曲目からは、お客さんも総立ちとなり、そのままラストまでいきものがかりワールドに引き込み続け、アンコールでは、新曲も一早くプレイ。これがまた心に染みる良い曲なんだ。まもなく出るとの事だったので、そちらも楽しみ。

その後、即売を終えた、カラーボトル、華ちゃん(残念ながら、秦君とは会えず。とは言え、途中マネージャーには会えたので、シッカリとここまで観に来たことはアピっときました)に声を掛けに楽屋に。双方、”えっ、こんな所で会えるとは!?”的な表情にしてやったり。2アーティスト共、諸々かなり長い時間しゃべってしまった(笑)。

この日の収穫は、各人のライヴはもとより、衛星都市ならではのお客さん達の温かさ&アットホームさ。正直、フェス以外、あまり僕もこういったオムニバスのライヴって体験することは無いんだけど、地方ならではのアーティストへのウェルカム感や、どのバンドも自分達なりに楽しんでやる感、そして目当てのアーティスト以外でもほとんどの人が席を立たずに楽しんでいる様は、かなりの好印象。その証拠に、初見ながらこのライヴを通し、気に入った/気になったアーティストの作品やグッズの購入率の高さにも表れていたりもする。
そんな光景を見るにつけ、”たまにはこうした新鮮な場所で、普段ライヴを観ているアーティストのライヴを楽しむのも良いな…”なんて感慨に浸りながら、帰路につきました。

ちなみに帰りは、夜遅くということもあり、行きの3時間に対し、半分の1時間半で帰宅。おかげさまで途中余裕を持って、おトイレ休憩も出来ました(笑)。

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