上は超厚着なのに、足下は…
昨晩は久々におかしい人に遭遇したなぁ。
それは、BUMP OF CHICKENのZepp東京でのライブを観に行き、その後、知り合いと呑みに行った帰りのほぼ最終の深夜バスを待っている間に起こった出来事だったんだけど。
次のバスが来るまでに20分程時間があり、ほろ酔い&睡魔の為、待ちのベンチに腰をおろすと同時にウトウト。ちょっとしたまどろみに落ちていたんです。すると、「寒い」「うーっ、寒い」という声が不定期に耳に飛び込んで来出し、夢向こうでしばらくは聞いていたんですが、フッとその声の主である2つ隣りの席を見やったんです。するとそこには、ヘビーデューティなアウターに中のパーカーのフードを被り、腕をガッチリと組み、それでも寒さに震えている、推定年齢50歳ぐらいの男性が座ってたんです。まぁ、確かに寒いけど、”あんなに完全防備していても寒いんだな、あの人は…”と、納得しつつ、目線を戻しすがら、その人の足下が目に入り、そこで一瞬我が身を疑ってしまいました。というのも、その人の足下は、ちょっと丈の短いジーンズに下駄に足袋だったんです。”えっ!?”。上はカジュアルジーンズショップや、作業着の卸売ショップで上から下まで、ちょっと勘違い入ったB-BOYっぽいセットアップなのに、足下は足袋に下駄。しかも、ジーンズの丈も9分ぐらいと、成長期の子供の次の年に履いた長ズボン状態でちょっと短い。そりゃ、足下もスースーするだろうに。なんたって寒さは足下からくるんですから。その上、この着こなしのアンバランスさは何だろう?まさに、このコラムの餌食になるような匂いがプンプンしてきたので、しばらくチラ見で観察することに。それは私の隣りに座っていた人も同じ印象だったようで。その方も週刊誌を読みながらも、チラチラと気にしていました。
しかし、とうとうバスが来るまでは「寒い」の連呼以外特に面白いことも起こらず、停まったバスに僕も立ち上がり、乗り込もうとしたその瞬間。ようやくその人から「なんだ、みんなバスを待っていたのか?」と摩訶不思議な一言が放射。と、同時に、”えっ!?どっからどう、誰が見ても、それにしか見えないじゃん!!”。”じゃあ、アナタは何故みんなここで座ったり、立ったりして並んでいると思ったわけ?”と心の中で突っ込み&”これだよ、これ!!”とガッツポーズが。そして、僕もバスに乗り込むも、その人だけは相変わらず「寒い」「寒い」を連発しながら、なお外のベンチに座り続けていたのでした。
うーん、あの人はみんなが何の目的で並んでいたと思ったんだろう?気になる。
そうそう。話戻って。昨日のバンプのライヴは、ニューアルバムの曲を中心にプレイ。ワンマンライヴ自体にかなりのブランクがあったにせよ、それを全く感じさせないものでした。ライヴ終了後、メンバーと話す機会があったんだけど。僕が前の会社を辞めて、このLUCK’Aを立ち上げたことは既に誰かしらから聞いていたようで。開口一番「独立したんですって?」「今、どんな仕事をしているんですか?」との嬉しい質問が。とは言え、実は俺も照れ屋なところがあって。「いや、プラプラしてるよ」と返してしまった。ホント、素直じゃないな、俺。
今晩は近いうちにLUCK’Aのホームページ内のライヴレポで紹介する、GHOSTY BLOWのライヴを観に新宿のライヴハウス「MARZ」に。そして、明後日の土曜日は、カラーボトル、奥華子、秦基博(はたもとひろ)、いきものがかりが出るオムニパスライヴを観に所沢まで行ってきます。うちから非常に遠いので(電車で1時間半以上)、電車で行くか?車で行くか?悩んでます。
今回の写真は、Zepp 東京の入り口ドアに貼られていた、「BUMPのライヴのチケットは既にソールドアウトになってます」をアナウンスする張り紙と、場所のお台場の観覧車の写真です。