あんまり気を使わせないで
今日は、私も仕事で関わっている、exciteミュージックモールのライブレポートの仕事も兼ね、粗暴といかがわしさ、なまめかしさと悲哀が入り交じりながらも、それらを同居させる不思議な作品やステージを展開している「毛皮のマリーズ」を観に、新宿歌舞伎町の外れに在るライブハウス「レッドクロス」へ。
初のワンマンでの期待もあってか、会場は超満員。
ガレージ、グリッター、ブギー、パンク、ロックンロール等のエッセンスを各曲にブチ込み、間にアコースティックセットや聴かせる曲を織り交ぜながらも、約2時間半。それこそエナジー全開のハイテンションな、フロアもステージも狂乱と熱狂に満ちたライブを展開。ダッシュで会場に駆けつけた僕は、着してようやくひいた汗を何度もかき直し。レポを書いている最中の前後左右からの突然のモッシュの出現に、二度もボールペンを紛失。最後には後ろに下がり、無くなったボールペンの代わりに携帯にメモ入力している始末。周りからは、僕がライブをほとんど観ず、一心に携帯に文字を入力している姿(メモより入力の方が10倍ぐらい時間がかかるのだ、僕の場合)に、”何もこんな所でメール打たなくても、外で打ったら?”と、怪訝&ウザそうな視線が…。必死に”違う!違うんだよ!!”とライブレポ然としている所をアピール。妙に打ちながらステージを一瞥&時々メンバーそれぞれを指差し、うなずきながら入力。全身から、”俺はライブレポの為、メールを打っているの!”的なオーラを放っていたのでした。うーん、何でこんなことで気を使わなくちゃならないのかね(笑)?