傘をさしてジョギング!? その真意とは?
通勤の際、僕は自宅から最寄り駅まで、自転車を利用しているのですが、先日の深夜、その自転車での帰宅途中、ちょっと”?”な光景に遭遇したので、今回はその話を。
深夜1時過ぎでした。その日は雨が降っていたので、傘をさしての片手運転。まっすぐ自宅を目指していたのでした。
途中一直線が長く続く箇所があり、そこを走っていた際、私の前方を傘をさしている人が居たのです。ところがその人、ちょっと走っているように見えたので、”えっ!?”と思い、詳細を確認しようと、少し徐行をし、近づいていったんです。で、近づくに連れ、やはり傘をさして走っていることが明らかに。ただ、まだ私もその時点では、”まっ、急いでいるんだろうな”程度に思い、抜き去ろうとしたんです。で、並走の瞬間に、ちらっとその人の方を向くと、なんとジャージの上下にタオル、しかも足元はジョギングシューズ!!呼吸も心なしか<吸って、吸って、吐いて>を繰り返しているように見え(←ここのみ想像)、誰がどう見ても、明らかに、「傘をさしてジョギング」をしていたんです。いやー、驚きました。普通はカッパやウインド・ブレーカー等を着るか、少なくとも傘はささないのが、ジョギングの常識と思っていたものですから。まっ、ウィンドブレーカーやカッパではなく、どうしてもこの雨降りに傘をさしてジョギングをすべく何かがその人にはあったのでしょう。その場は温かく静観し、さりげなく抜き去りました。
その後、自宅で入浴中、その光景を思い出し、色々と思いを巡らせました。あの、傘をさして、あえてアゲインストな風力にチャレンジの方はきっと、持つ傘による抵抗に向かい、それを克服することで、通常時には、より早く走ることができるようになる。もしくは、傘を持つことで腕の筋力までも鍛える等々。色々と考えてはみましたが、結論はきっと、<カッパ持って無いけど、日課のジョギングだけはどうしてもやらなくてはならない>そんなところでしょうか。
そう言えば、さすがに最近は、DJ HONDAのキャップをかぶってジョギングする方を見かけなくなりましたね。
前回のコラムでおススメした近藤夏子ちゃんのライヴレポートが上がったので、URLアップします。
