見放題×LUCK’A Tシャツ! 見放題 初参加!
我々ラッカは、先日7月6日に、大阪はミナミのアメリカ村を中心に行われた「見放題2013」に行ってきました!
「見放題」とは、2008年から毎年7月上旬に、大阪市西区心斎橋アメリカ村周辺に点在するライブハウス、カフェ、クラブ等の複数のライブ・スペースを活用して行われている1Dayのサーキット型フェス。1年目から3年目は大阪市北区東梅田・扇町周辺、4年目からは、ここアメリカ村周辺で行われてきました。
アメリカ村、通称アメ村という、ファッション、音楽、カルチャー、フード等の西の情報発信基地を舞台に、各ライヴ会場を自由に往来し、数多くのアーティストが堪能できる、博覧会的な、文字通り「見放題」な同フェス。このアメ村は、東京で例えると、下北沢や渋谷のように、エリア内に数多くのライヴハウスが建っており、会場も大中小、タイプやシチュエーション、作りや音響も様々、しかも、どこのライヴハウスからも次への移動が楽という、まさにライヴハウス天国なのです。
既に全国区のアーティストも全国各地から多数参加する中、地元関西を中心に活動しているアーティストが数多く出演するのも、このフェスの特色。今年も113組ものアーティストが出演し、その選定は、実行委員が1年かけてライブを観たアーティストの中から厳選するという、まさにライヴ好きが選ぶライヴアクトが集合するフェスなのです。
アメリカ村に点在する14ものライヴハウスを舞台に繰り広げられる、この見放題。ここ数年はチケットも前売り段階でソールドアウト。発券数を更に増やした今年も、やはりチケットは前売りの段階でソールドアウトし、完全にブランディング化されていることを改めて実感しました。
そんな今年の見放題に、我がラッカはTシャツのデザイン&制作にて参戦。旧知の知り合いであった、実行委員長や福実行委員長たちと、ここ数年、「何か一緒にやろう」という、言葉がようやく実現したのでした。
それが、このTシャツです。デザインは、LUCKON GRAPHICSが手掛けました。
ちなみに今回のデザインのポイントは、「FRONT…大阪にあるアメリカ村を中心に、ライブハウス14カ所を会場としたサーキットイベントということで、地図をメインビジュアルとしたデザインにしています。大阪の街が賑わっている様子を”アメリカ”村にちなんで”アメコミ”風に表現しています」「BACK…FRONTの雰囲気を生かし、ラインナップも吹き出しを多用して弾ける感じにポップに仕上げています。会場ごとにアーティストを振り分け、見易さも重視しました」LUCKON GRAPHICS談
カラーのバリエーションが豊富で、お客さんの好みで、それを選べるのが、このフェスのTシャツ販売の特徴。今年も全20種を用意しました。いやー、カラフルですね。どれも良いカラーリングなので、どの色にするか迷います。
そうそう、この見放題Tシャツ。ここ数年、出演アーティストにサインを入れてもらう密かな楽しみも流行していて。みなさんマジックを持参。街で出会った出演アーティストさんたちに声を掛け、サインを入れてもらっていました。中には、サインだらけで、Tシャツがほぼ真っ黒状態の方もおられて、その行為を楽しんでいるのを、逆に楽しませてもらいました。まさにお宝ですよね。
とは言え、このTシャツ。今年も大好評だったようで、我々が現地に到着したお昼前には全て完売。改めてイベントの人気の高さを実感。いや、デザインが良かったのかな(笑)? 委員長、福委員長曰く「もっと、作っておけばよかった」には同感です。じゃあ、来年は…。
この日、関東は梅雨明けだったのですが、この大阪も凄く暑く、午後1時の最初のバンドのスタート時には、各ライヴハウスで、その熱戦がスタート。我々も散って、各会場でイベントを堪能させてもらい、その合間合間には、街にてファッションや小物のチェック、名物、はたまた自称「新名物」と称されるフードに舌鼓みを打ちました。ちなみに私が食べた、自称新名物は、「トマトソースお好み焼き」。お好み焼きにブロック切りのトマトが入っており、ソースもデミグラス風の、かなり創作系のお好み焼きでした。新名物か?は、さておき、とてもおいしかったですよ。
それからライヴ。あえて何をどのように見たかは、伏せますが、私は関東に在住していることもあり、普段あまり観る機会のない、北海道のアーティストを中心に、関西で活動し、名前だけしか知らなかったアーティストやバンドを観ることにしました。おかげで発見多数。気づけば、ライヴを観て気に入り、ライヴ後に物販会場で購入したCDも多数。おかげさまで、一度ホテルにそれを置きに帰りました(笑)。私がそんな楽しみ方をする一方、他のラッカのメンバーは、あるライヴハウスに興味を持っていたバンドが立て続けに出演したらしく、ほとんどその会場を中心に観ていたとか。そうそう、後日、このフェスに関東から参戦していた友人は、この機会に観れるだけ梯子して観たと言う者や、観るのはほどほどに、街やお酒、人との交流に勤しんで、ライヴはあまり見れなかった…なんて言っていた方も。いや、それも全然ありだと思います。
みんな色々な発見があったようで、「これを観た」「あれを観た」「あれはどんな感じだった」等々の報告を受け、私も含め、みなさんそれぞれに新たな発見な出会いがあったことを今、改めて実感しています。
13時から始まり、私が最後のアクトを観終わったのが22時。ちなみに、そのアーティストはアンコールに10回応え、当初の持ち時間45分だったところを倍の1時間半も演っておりました(苦笑)。
長丁場ながら、街ごと楽しんだこともあり、そこまで疲れもなく、逆に凄く充実感や新鮮さ、吸収感たっぷりで宿に帰りました。
また、来年以降も、一緒にやり続けていきたいなと、心から思った、この見放題。
最後に、実行委員長、福実行委員長はじめ、実行委員の方や運営スタッフのみなさん、各ライヴハウスの方々、ホントお疲れ様でした。あんな素晴らしいフェスを無事故やトラブルなく終えたのは、非常に感服いたします。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
来年の夏が楽しみになったゾ。って気が早っ(笑)。